逆流性食道炎でお悩みの方 いませんか??
まずは病院で必ず検査を
単なる胸焼けで大げさな・・・と考えてしまう方が多いようですが、一度や二度ならともかく、何度も続くようならば病院で検査を受けましょう。
病院での逆流性食道炎の治療は一般的に薬物治療ですが、他の病気(ピロリ菌etc…)と併発していることがありますので、必ず検査を受ける必要があります。
病院での治療でなかなか改善しない場合「整体」による施術も選択肢の一つです。
症 状
- 胸焼け・酸っぱいものが上がってくる・げっぷがよく出る・胸のジリジリ感・胸が焼けるように熱い・胸が重い・胸が締め付けられるように苦しい
- 食べ物が喉に詰まった感じ・しつこい咳・声がかれる・ガスが溜まる・お腹の膨満感
原 因
- 偏った食事、暴飲暴食
- 喫煙やアルコールの摂取
- ストレス
- 加齢
- 姿勢が悪い(猫背)
- 妊娠、肥満、便秘による腹圧の上昇
身体的特徴と原因
[1]内臓下垂
内臓下垂の方は各臓器も下垂していますが、中でも胃と肝臓が異常なほど下垂しています。
各臓器に軽く触れただけでも強い脈動を感じ、まるでお腹の中に心臓が何個もあるようです。その内臓下垂が逆流性食道炎を誘導します。ほとんどの方が胃下垂と肝臓下垂です。
[2]胃の幽門部の狭窄と過酸症
胃内で消化された食物が幽門部を通って十二指腸に流れていくが、何だかの原因で狭くなってしまい、うまく流れていかず胃の中で発酵してしまう。胃にリンパが鬱滞したり胃壁のうっ血などによって胃の筋肉運動が鈍感化し発酵時間が長くなるのが原因のひとつ。(大量のガスに苦しんだり、お腹の膨満感がある)
もうひとつの原因である過酸症は、胃液の酸度が異常に高くなり消化性潰瘍、胃炎などを生じ、胸焼けやげっぷ、空腹時の胃痛、吐き気などがみられる。
[3]胸椎と肋骨の変位
胸椎3、4、5、6、7番が歪むとその反対にある肋骨(胸部)にも歪みが生じてしまう。それによって食道下部、噴門部がゆるんでしまい胃液が逆流してしまう現象が起きてくる。各胸椎からでている神経は各臓器とつながっているので、これらが歪むことで内臓の機能低下を起こしてしまい逆流性食道炎に拍車がかかる。
[4]各臓器にリンパがうっ滞
肋骨の変位によってすぐ下にある横隔膜に影響が及び、硬くなって下垂してしまいます。
その結果他の臓器も下垂しますが、その中でも胃と肝臓に負担がかかり、食道下部、噴門部も下がりますし、幽門部も狭くなり逆流性食道炎がさらに進行します。
[5]肋骨と横隔膜の硬結
胃、肝臓、心臓、膵臓、脾臓、胆のう、腎臓、小腸…にリンパのうっ滞がみられる方が多い。特に胃にリンパがうっ滞しますと食道下部、噴門部、幽門部の動きが制限され、ますます不調になってしまいます。
[6]頭蓋骨と頚椎の歪み
頭蓋骨の歪みの中でも後頭骨と前頭骨の歪みが影響を与えます。さらに頚椎1〜4番、中でも頚椎1、2番の歪みを矯正しなければ逆流性食道炎の症状は改善しません。
頚椎、頭蓋骨が歪むと…
- 脳にうまく酸素と血液が流れない
- 脳神経の動きが悪くなり、身体への命令、指示がうまくいかなくなる
- 自律神経のバランスが崩れる
- このような体の不調から逆流性食道炎がさらに進んでしまいます。
[7]骨盤の歪みと姿勢
逆流性食道炎の方に多いのが「骨盤の傾き・開き」。骨盤が後傾し開くことにより、内臓の下垂がさらに進み、食道や胃、肝臓が引っ張られてしまいます。
骨盤の歪みと姿勢=猫背と密接な関係にあり、背中(胸椎8〜10番)が盛り上がり胸椎の変位を招き胸(胸郭部)がすぼんでしまい、さらに内臓下垂が起きます。それに伴い内臓不調が起きます。
[8]ストレスが関係
確かにストレスが引き金になることはあるでしょうが、ではストレスがなくならなければ逆流性食道炎は直らないのでしょうか?最近は何でもストレスと言いいすぎる傾向にあります。整体師から見れば、”ストレス”=”直せない”と宣言しているように聞こえます。来院した方の体をよく観察することで、必ず原因が見つかります。その原因をひとつひとつをクリアしていくことで、症状は必ず改善します。
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