基礎体温について |
目が覚めてすぐの「基礎体温」の動きは、女性ホルモンのバランスが整っているかどうかを知らせる大切な情報です。
卵巣機能の低下やホルモン不足を気づかせてくれたりするものです。
不妊でお悩みの方のカウンセリングをした時に、基礎体温表を見て、排卵がおきているか、プロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスはどうかなどの判断、高温期に入ってからのお腹の整体が出来るかどうかの判断、排卵後のタイミング療法(当院独自のもの)をするチャンスを見極める大切なものです。
ですから、当院では基礎体温表をご持参頂いています。
基礎体温は妊娠したい人や、避妊したい人が測るものと思っている方も多いですが、実は基礎体温は女性が健康に過ごす為に役に立つ情報源です。
体温リズムは、約一ヶ月周期で変動する女性ホルモンのバランスの状態をチェックする唯一の手段です。
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良い体温リズム
良い体温リズムは二層にはっきりとわかれることです。
月経が27日〜28日の場合、月経開始日から13〜14日目くらいに排卵があり、排卵を境にプロゲステロン(黄体ホルモン)が急に分泌されると体温が0.3〜0.5℃高い状態が続き(高温期)、そして月経が始まると低温期にもどります。
ホルモンバランスが整っていると、低温期と高温期の二層にはっきりわかれます。
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体温グラフが上記の4つのポイントを満たしていない場合、卵巣機能が低下してホルモンバランスが乱れている場合があります。
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こんな体温リズムの方はご注意! |
排卵していない。
卵巣の機能が低下。不妊の原因となる。 |
プロゲステロン(黄体ホルモン)が不足。
卵巣の機能低下。妊娠に備えるホルモン不足です。 |
卵巣の機能低下が心配されます。
このままでは妊娠する確率がありません。
免疫力も低下しています。
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