頭の整体(頭蓋骨の調整) |
「頭蓋骨が歪んでいます」と言うと、多くの方は驚きます。
固い頭の骨がゆがむというのは信じられないと思ってしまうのは当然でしょう。
しかし、頭蓋骨は歪みます。それどころか頭蓋骨は動くのです。
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下記のような症状の方、頭蓋骨の矯正が必要です |
- 難治性の問題を抱えている方
- 原因不明の不調でお悩みの方
- 得体の知れない不調でお悩みの方
- 自律神経失調症(うつ、パニック、不安症)の方
- 慢性頭痛を抱えている方
- 目まい、ふらつきなどでお悩みの方
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頭蓋骨が動くと言っても、 腕や足のように動くのではなく、小さな動きをします。その動きは小さすぎて目には見えませんから、一般の方にはわからないと思いますが、手技療法の業界に携わっている方は知っていますし、世界的には常識的となっています。
頭蓋骨の動きは簡単に言うと、肺が呼吸をするように膨らんだり元に戻ったりする動きをするのです。
赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時から、この頭蓋骨が呼吸しているような動きをしています。生まれてからは肺呼吸が行われます。
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頭蓋骨が歪んでいると… |
難治性・原因不明、の不調、得体の知れない不調・自律神経失調症(うつ、パニック、不安症…)慢性頭痛などの問題を抱えているほとんどの方が、頭蓋骨が歪んでいます。それによって「第一次呼吸メカニズム」の動きが悪くなり、脳の機能低下を起こしているのです。第一次呼吸メカニズムの不調はお母さんのお腹にいる時から発生していることが多く、成長とともに現れてくる方もいます。
そのため下記のような症状も出てきます。
当院の「頭の整体」は頭蓋骨を矯正し、この第一次呼吸メカニズムである、頭蓋骨の動きを正常にするための施術です。
最近多い、うつ、パニック障害、不安症、神経症、自律神経失調症の改善には頭の施術が必須です。 |
頭蓋骨の動きについて |
通常、頭蓋骨は1分間に約10回前後、膨らんだり戻ったりしています。頭蓋骨の動きは肺呼吸を大きくすることで同調します。呼吸によって頭蓋骨の動きが良くなりますので、呼吸法をマスターすることも必要です。
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頭蓋骨はなぜ動くのか?そして動かせるのか? |
頭蓋骨は一つの骨でなく、23個の骨が立体パズルように組み合わさって出来ています。風船のように膨らんだりするのではなく、23個それぞれの骨が歯車のように絡み合って動いています。「頭の整体」では、この絡み合った(ロックされている状態)ものをひとつひとつ矯正し、正常に動くようにするのです。
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頭蓋骨が動く理由 |
脳脊髄液を循環させるために、頭蓋骨は動いています。
脳脊髄液とは、脳と脊髄を包んでいる硬膜という膜の中にある半透明な液体です。脳と脊髄はこの液内の中に浸っていると思ってください。
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頭蓋骨は脳脊髄液を循環させる大きな役目 |
- 血 液
心臓というポンプの役割を果たす臓器があるので、とどまることなく流れています。
- 脳脊髄液
脳と脊髄にはポンプ役をする臓器がありません。循環させないと淀んでしまい、そうなると脳が機能低下を起こします。
頭蓋骨が膨らんだり戻ったりして脳脊髄液を循環させているのです。この流れはゆっくりで「第一次呼吸メカニズム」と同じように動くことにより正常に働きます。
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脳脊髄液の流れは |
脳脊髄液の流れは、頭蓋骨から仙骨まである硬膜を通じて流れています。
頭蓋骨はもちろん、頚椎、脊柱(背骨)、仙骨などの歪みがあると循環が悪くなってしまいます。特に頭蓋骨がゆがむと動きがロックされてしまい、脳から神経を介してからだの各器官に(臓器)に伝達される命令がうまくいかなくなり様々な不調を招くのです。
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頭蓋骨の矯正だけでは問題が解決しないことも
頭蓋骨を矯正すれば多くの方を楽にしてあげられますが、これだけでは問題が解決しない方がいます。
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施術について |
下記の二つはとても大切な施術なので、必ずセットで行っています。
- 頭蓋骨(顔面骨も含む)の調整
前頭骨、後頭骨、側頭骨、頭頂骨、蝶形骨、顎関節…
これらをひとつひとつ矯正していきますが、矯正すると言っても強く押したりするということではありません。ロックがかかった部位を丁寧に外していくという優しい施術です。
- 頚椎、脊柱、骨盤(仙骨)の調整
頭蓋骨療法の場合は、必ず頚椎、脊柱、骨盤(仙骨)の歪みをとる施術が必要です。
これらに歪みがあると、脳脊髄液の流れも悪くなりますので、必ず歪みをとる施術をしています。特に頚椎1、2番の調整はとても大事です。
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