自律神経失調症は「心の問題」ではなく「からだの問題」です
私は、うつ病も自律神経失調症も「からだの問題」と捉えています。
からだの歪みや筋肉の硬結、それに内臓など影響しています。不調になっている原因をみつけ、それをひとつひとつ調整する施術をしています。
息苦しさや頭痛、だるさ、めまい、耳鳴りなど、具体的な症状を探し出し、取り除いていく施術により、ほとんどの方が改善していきます。
ストレスや生活習慣の乱れ、環境の変化なども自律神経失調症の原因になりますが、それよりも「からだの問題」が大きな問題です。
自律神経失調症の症状の中で一番多い「頭痛」について
病院で検査しても影響がない頭痛は、頚椎の歪み、首や頭の筋肉が硬くなっていること、
それに頭蓋骨の歪みによるものが大半を占めています。これらを、ひとつひとつ調整することで、ほとんどの頭痛は改善されます。
「だるさ」について
首、背中、頭の筋肉が過剰に緊張している場合、脳につながっている神経が圧迫され、脳への血流障害が起こります。また、頭蓋骨や上部頚椎の歪みにより、脳からの神経伝達がうまくいかなくなるのと同時に髄液の流れが悪くなり、だるさの症状が出てきます。
頭蓋骨〜頚椎〜背骨〜骨盤(仙骨)の歪みをとると改善します。
「息苦しさ」について
呼吸に関する筋肉が硬くなっているので、これらを解放、そして胸椎の歪みをとり、胸腺のつまりをなくすことで緩和しますが、私が一番重要視しているのは、横隔膜の歪み、硬さと下垂を直すことです。
自律神経失調症になっている方は、関節が歪み、筋肉が硬くなり、その影響で不調を起こしているケースがほとんどです。
当院では、自律神経失調症という病名に惑わされず、それぞれの症状を改善していくことが大切だと考えています。
その中でも一番大切な施術は、求心回路です。
皮膚や筋肉を通して、様々なところに働きかけをすることにより、脳の疲労を回復させていくことができます。施術を受けている最中に、心地よさを感じ、眠ってしまう方や、頭がすっきりしたと感じる方もいらっしゃいます。
自律神経失調症になり、以前のような生活ができなく、もどかしさを感じ、悔しさを感じるかもしれません。見た目では病気とはわからず、周囲の理解も得られず苦しんでいる方もいるでしょう。
「一体私の人生は、将来どうなってしまうのだろうか・・・」
と不安を抱えながら生活するのは、精神的にも良くありません。
だからこそ、早期に改善しなければなりません。
時間が経てば経つほど、改善しにくくなり、重症化していくのも事実です。
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